一胚入魂

梅雨が明けて、毎日暑い日が続いています。
夜も寝苦しく、何ども目が覚めます。

今日は2件移植がありました。体外受精の最後の手技ですので、緊張します。今まで排卵誘発で卵胞が大きくなるか?採卵で卵子が採れるか?受精が起こるか?胚発生が進むか?などいつくものハードルを超えて、移植まできたのですから、この瞬間に治療の成否がかかるくらいの気持ちです。

ある先生の言葉ですが、「一胚入魂」

移植するときの心づもりを表す、いい表現だと思います。
さらに、1個移植をしているわけで、現在の治療の標準も表しています。
これから10日後が楽しみでもあり、心配なところもあります。
出来ることはしたつもり(まだ、知らないことがあるかもしれませんが)ので、あとはたまご君(ちゃん)に頑張ってもらって、着床することを願うばかりです。