毛虫

今日はここ数日前より、ぐっと涼しくなりました。

クリニックの前の街路樹から毛虫が大量に押し寄せて来ています。
植え込みにも毛虫が発生し、そちらは殺虫剤で退治しましたが、街路樹へは手が出せないので、ほうきで掃くくらいです。毛虫は見ていると、狭いところで繭になろうとしています。すでに繭を作っているものもいます。

子供の頃、育った群馬県では養蚕が盛んで、友達にも養蚕農家が何軒もありました。農家の2階でかいこに桑の葉を与えて、時期が来るとかいこを格子の中に入れると、繭になります。その繭を回収(収穫)して、製糸工場に持っていくと生糸になるわけです。繭を割るとなかには茶色に変色したかいこがさなぎになっています。農家のオバアさんはそれを食べていました。さすがに食べたことはありません。

毛虫を見て子供の頃のかいこのことを思い出しました。