さきがけ記事⑥

インフルエンザが流行っています。週末当直に行った病院では救急室がものすごく混んでいました。産婦人科の急患も昼12時に来て、私のところに連絡が来たのが2時過ぎでした。2時間以上待っていたことになります。
病院の医師の話ではインフルエンザでも必ずしも高熱が出ている人ばかりではないとのことで、37度くらいでもインフルエンザであることもあるようです。クリニックではインフルエンザと診断したひとはまだいませんが、これから出てくるかも知れません。

先週のさきがけ記事は最終回でした。当事者も相当悩んだと書かれていました。その中で「祈った」という言葉が出てきました。私のような平均的な日本人にはなかなか出てこない言葉だと思いました。
普段の診療では、卵子が取れるか?受精卵はどうか?妊娠反応?といった事ばかりですが、その先にあるのは家族を作ることなんだと改めて気付かされました。