リオオリンピック&東北ART

お盆が過ぎても、台風の影響でしょうか、暑い日が続いています
ここ2週間はオリンピックを楽しみました
24時ころまで、LIVEの試合を見て、ずっと見るわけにもいかず、寝るわけです
朝起きると、メダル獲得!!とニュースが流れていて、おっーとなります 朝から何となく気分が良かったです 選手たちは長年のトレーニングの成果が数分間で評価され、勝ち負けがつき、厳しいものです メダル獲得にはそれぞれドラマがあって、感動を強くしました 
リオオリンピックを見ていて、東京オリンピックを生で見てみたい気持ちになりました 今から、計画を練って、なんの競技でもいいから見てみたいものです


日曜日は日帰り仙台で東北ART研究会に出席してきました
今回のテーマは妊孕性温存と着床前スクリーングでした どちらも生殖医療の領域では、トピックです
卵巣凍結はがん患者が手術や抗ガン剤治療をする前に、卵巣の一部を凍結保存しておいて、がんが完解したあとに、凍結しておいた卵巣の一部を再度卵巣に移植する方法です 演者は白血病の患者での卵巣凍結の話をしていました 私のところではできないことですが、秋田大学でも計画があるようです
着床前スクリーングもは以前にも、紹介しています すでに海外では行われています
近県の先生の話では、海外で着床前スクリーングをして、受精卵すべてに染色体異常があって、移植することができなかった事例もあったとのことです 検査をすれば、移植しない受精卵が増え、それによって流産は減りますが、出産率はかわらないとのことでした
日本でも臨床研究として、始まるようですが、まだ数か月かかるようだとのことでした

着床前スクリーングのことでは小児科の先生の話もありました
遺伝科の先生でダウン症などの先天性疾患の子供を診ている先生の話でした
着床前スクリーングが行われる時代になれば、21トリソミーとして、検出されるでしょう
その受精卵はおそらくは使われることがないでしょう
ですが、、現実的には、生まれて、生きています その人はどういう人生を歩むのか着床前スクがリーングをする医者にはわからないし、スクリーングをうける夫婦にもわからない 
検査はどんどん進んでいく
このことには正解はなく、個々人の価値観、良心にかかわるものと思います

今、晩婚化で、体外受精で生まれる子供が25人に1人の時代です。先天性異常の子供は増えているのではないか?と質問しましたが、人数は横ばいとのことでした
また、大人になって、どうやって食べていくのか?とも質問しましたが、その先生も、小児科の年齢を超えてからのことは、不確かなことがあるようです なにか考えてくださいと言われましたが、その場では思い付きませんでしたが、今日の朝刊に農業法人のことが載っていて、こういところはどうなかなと思いました