研究会①

2月から関連する研究会や講演会を4つ、参加してきました

まずは2月5日に仙台で開催された東北ART研究会。
半年に1回あり、いつもは、当日朝、出かけて、昼から研究会を聞いて、夜に帰るスケジュールでしたが、今回は前日夕方から行き、仙台市のKクリニックの先生と、弘前市のSクリニックの先生と、一杯やりながら、情報交換をしてきました 普段1人で診療していることでの悩んでいることや、疑問に思っていることなど、話せてすっきりしました すべて解決したわけではありませんが、研究会での講演より、私にとってはこちらの酒飲み話の方が、インパクトのある話ばかりでした 
久しぶりにお酒を飲んだし、高プリン体のつまみだったので、痛風発作がでるかなと心配しましたが、今のところ大丈夫のようです

研究会での講演では男性不妊と遺伝学的検査、着床前スクリーング、カウンセリングの話でした
着床前スクリーングは着々と進歩しているだなと思いました 現在、日本では学会が「待った」をかけている状態だが、Goサインが出たら、一気に進むんだろうなと予感しました

カウンセリングでは、うちではカウンセリングはできていないなと思っていました カウンセリングと言うと、悩みを聞き、それで解決につなげていくようなものと思っていましたが、カウンセリングには、一次カウンセリング、二次カウンセリング、三次カウンセリングという段階があり、三次カウンセリングは担当する人は精神科医臨床心理士などの専門職で、そのような人が行うのが、一般的なイメージのカウンセリングと言うことになるとのことでした たとえば、私が普段、診療で病気にことを説明したり、治療方法について説明していことは、「情報提供」ということで、一次カウンセリングということになるとのことでした そのような位置づけと分かったことで、自分ができる、やってもいい範囲が明確になったと思いました