子宮頸がんワクチン

今日は比較的天候がよかったですが、明日以降また、雪の予想です。
新聞やネットで「子宮頸がんワクチンが不足している」と報道されています。
私のクリニックでも子宮頸がんワクチン接種の指定医療機関の申請をして、いつでもできるようにしましたが、肝心のワクチンが手に入らない状態です。かろうじて1本はあります。
しかし、子宮頸がんワクチンはなんであんなに高いのでしょうか?
ウイルスを無毒化するのに開発費がかかったということでしょうか?私がアメリカに留学していた1998年頃、同じ研究室でHPVのウイルスのワクチンの研究者が居ました。10年以上前にすでにワクチンの研究はあったわけです。開発には10年以上かかったことでしょう。その頃10年後にワクチンが発売されるとはまったく予想ができませんでした。やはり先見の明がある人はいて、うまく研究が進んだのでしょう
ただ、接種費用が外国の製薬会社に行ってしまうことに引っかかるのはわたしだけでしょうか?