うちのかあさん

日曜日から急に寒くなりました。クリニック内でも半袖では肌寒く感じました。

先日、県立プールで以前、診ていた方に会いました。会ったと言っても、私は気づきましたが、相手の方は気づきませんでした。子供さんをスイミング教室に連れてきているようでした。
子供を大きな声でしかりつつも、ジュースを買っている姿は微笑ましく思えました。
その方もしっかり「かあさん」になっていると感じました。

県南ではお姑さんがお嫁さんのことを「うちのかあさん」と言うのをはじめのうちわかりませんでした。
たとえば、70才の患者さんに
私:「この次、手術の説明をするから誰か、家族の方と一緒に来て」
患者:「わがった、うちのかあさんでいいきゃ?」
私の頭の中(この方の母さんって何歳だろう?100才超えているんじゃ、その人に説明しても、だいじょうぶか???)

そして、次の診察時に50才くらいの人が来て、お嫁さんと聞いて、「うちのかあさん」=「うちのお嫁さん」と理解しました。

家のことを切り盛りしている人を「かあさん」と言っているのではないでしょうか?