性教育+ハイレベル講義

午前中は秋らしい天気で、なっべこ遠足日和でしたが、午後から急に雷+土砂降りになり、荒れた日でした。

今日は秋田市内の高校で性教育の講義をしてきました。
時間が35分だったので、スライドは50枚くらいにしました。今年は5月にあった赤ちゃん置き去りのことを紹介し、身近で起きた出来事で生徒の関心を持ってもらい、そこから妊娠のこと、避妊のこと、中絶のこと、性感染症のことなどを話してきました。
生徒はざわつくこともなく、聞いていました。頭の片隅にでも残ればと思います。

帰りに学校の先生から今日はハイレベル講義があると聞きました。秋田県内で東大や京大などいわゆる難関大学を目指す生徒向けに行われる、まさにハイレベルな授業だそうです。
秋田県の小中学校の学力が全国トップクラスであるとしばしば聞きます。小中学校では全体の平均的な学力テストで評価されますが、高校は○○大学に何人合格ということで評価されると思うので、高校もいろいろ取り組みが行われていると知りました。

もう30年も前ですが、東京の駿台予備校にいた時、6年間一貫教育の私立高校の友人から、聞きましたが、6年間一貫教育なので、高校のカリキュラムはほぼ高校2年で終了し、高校3年生の1年間は受験勉強に充てられるということでした。理科系であれば、高校3年生は受験科目の数学、理科、英語が中心で、歴史や国語は当時の共通一次試験対策としての勉強だけだったそうです。これでは高校3年の1年間は予備校と同じような授業となるわけで、地方の公立高校の生徒と差が出るのは至極当然と思えました。受験は”地頭(じあたま)”がいいことには越したことはありませんが、慣れやテクニックもあると思います。
今日のようなハイレベル講義などで秋田から東大などにさらに多くの合格者がでることを期待します。