スティーブ・ジョブス

週末にスティーブ・ジョブスについて書かれた本を読みました。アップルの創業者で最近亡くなられ、TVで彼の業績を聞くことがあったので、読んでみることにしました。アップルの創業者でありますが、ものすごい理系人間ではなく、人の心を掌握することに長けた人だったということが分かりました。意外でした。

私は1993年にアップルのマッキントッシュSE30というPCを買いました。その前に医者になってすぐ、先輩からPCを買わないといけないと言われ、「一太郎」「桐」といったソフトが入ったPCを買いましたが、ほとんど使えませんでした。その頃はPCにかなり詳しくないと、PCは使えず、ほとんどワープロしか使っていませんでした。SE30はモニタははがきサイズくらいしかありませんでしたが、今のPCと同様に画面をタッチして、操作できたので、PC素人にもすぐに使え、学会発表のスライドとか簡単に作れ、便利でした。今では考えられませんが、キャリーバックはリュックタイプのもので、かなり重かったですが、当直の時に持っていったりしていました。最近、起動させてはいませんが、今でも捨てずに持っています。
その後、もう一台マッキントッシュのPCを買いましたが、それ以降はWindowsのPCを使っています。
93年にはジョブス氏はアップルを辞めており、何か親近感が湧きませんでした。

最近のiPhoneについても書かれていましたが、持っていないので、いまひとつピンときませんでした。医院にいる限りではiPhoneを使う機会はないと思います。患者さんの中には基礎体温を携帯で管理している人もいて、
基礎体温はどうですか?」と聞くと、携帯の画面を見る機会も多く、iPhoneの方も増えている様に思います。世の中についていくにはいずれ、iPhoneというかスマートフォンが必要になってくるのでしょう。