生殖医学会③

学会の講演では、体外受精を行っている医者への注意というか批判もあります。
産科を診ている医者からの意見は、体外受精して妊娠したはいいが、もともと高血圧や糖尿病があったのに、不妊治療中に指摘されず、妊娠してはじめて、判明し、妊娠高血圧→脳卒中となった例が紹介されていました。
産科医からは血圧が安定してから、ないし高血圧治療してから、ないしは高血圧治療と並行して、不妊治療をするよう言われました。少なくとも、1回は血圧を計るようにすすめられました。特に40歳以上の方では、血圧や血糖など、生活習慣病のチェックが必要とのことでした。
確かに、不妊症検査や治療で血圧をはかることは、あまりないのが現状です。子宮卵管造影検査時や採卵時にはかるくらいです。今後、どこかに取り入れていこうと思っています。

不妊治療は妊娠反応が陽性に出るまでではなく、take home baby(赤ちゃんを家までつれて帰る)ことを考えるが重要と言われました。確かにそのとおりです、妊娠反応がでるまでも長い道のりがあるですが、、、