さきがけ記事①

今日は雪も積もらず、駐車場のアスファルトが見えています。
午後から、2時間ほどオーパスでスキーをしてきました。今シーズン初滑りです。
と言っても、今は一冬に1,2回しか、滑りませんが、、、、
娘にボーゲンを教えながら、6本滑っただけですが、足はパンパンになってしまいました。

1月6日にさきがけ新報に不妊症の記事が載りました。
記事に出てくる方は私が診ている患者さんではなく、面識はありません。
今回はどういう風に診断、治療と進のか?治療の進め方はどうなのか?と言うことをコメントしようと思いました。
記事の方の検査データや超音波検査などわからないので、踏み込んで書けません。
一般的なことを書きました。

記事からは<機能性不妊>=<原因不明不妊>と思われましたので、タイミング6ヶ月→人工授精6回→体外受精と書きました。あとで、体外受精も6回ですかと、記者から聴かれ、体外受精は最後の治療なのでその限りではないと、返事しました。タイミングだって、必ずしも6ヶ月にこだわる必要はなく、さらに続けていても構わない訳です。人工授精も6回はあくまで目安であって、それ以上行なっても、構わないわけです。ただ、どの段階の治療方法も治療効果は頭打ちになってくるのも事実ですし、年齢も考慮すべきです。上で示した(→)のところは「分岐点」で先に進むかどうかは、経験的なアドバイスはしますが、最終的には「夫婦の判断」になります。
外来で話すのと、300−400字で書くのでは、かなり違います。誤解されることも多いと思います。

この記事は4回シリーズで1月中、金曜日に載る予定です。当初は1回目、2回目だけコメントする予定でしたが、3回目、4回目もなぜだか話が回ってきて、4回とも私が書く事になりました。