治療成績

まだ、時折雪が降りますが、除雪をする程でもなく、除雪機もそろそろお役御免です。

先日、患者さんから、「ここの病院の体外受精の妊娠率はどれくらいですか?」と質問されました。1年経ったので、体外受精ばかりでなく、妊娠した人がどれくらいなのかと思い、今日の午後、時間があったので、調べてみました。

開業してから現在までで、分かっている範囲でちょうど50人でした。胎のうが確認出来た方の人数です。この中にはいわゆるタイミングでの妊娠、HSG後の妊娠、クロミッドなどの排卵誘発剤での妊娠、人工授精、体外受精/顕微授精での妊娠、凍結融解胚での妊娠など、すべての治療方法での人数です。HSG後などはすべての人をフォロー出来ているわけではありません。
治療方法ごとの妊娠ではHSG後が多かったです。
初期流産だった方もいますし、紹介した病院から分娩したとの報告が届いている方もいます。数ヶ月前のカルテを、見ていて懐かしかったです。成功例を検討して、今後の治療に役立てたい思いました。
3月末で締めて、平成23年度の治療成績として、まとめてホームページに掲載します。
どういう風にまとめればいいか考えてみます。

患者さんから質問された、体外受精での妊娠率(新鮮胚移植)は移植あたり21%でした。