乗り遅れました

週末は東京に「生殖医療従事者講習会」に行ってました。

専門医の更新に必要な3回の講義のうちの1回でした。講義の中で山中先生のiPS細胞のことや新出生前診断のことも出ていました。

iPS細胞の分野ではマウスですでに卵子が作成されて、その卵子を使って胎仔も産出もあったと聞き、驚きました。ニュースになってもおかしくない話題だと思います。自分の細胞、たとえば口の粘膜細胞を採取して、それからiPS細胞を作り、卵子に分化させることができるわけです。それにしても、進歩のスピードは早く、もうそんなところまで来ているのですね。

出生前診断で陰性であれば、ほぼ100%異常なしと言えるが、たとえ陽性であってもやはり、羊水穿刺での染色体検査は必要であるとのことでした。陰性であれば異常なしといえる点が、今までのトリプルマーカーやクアトロテストなどと異なるところです。それだけでも意味があると思います。ただコストが今までの検査より数倍高い点が引っ掛かります。それに検査会社はアメリカでにあるので、費用はアメリカに吸い込まれてしまいます。iPS細胞関連でベンチャー企業が日本で起業して、世界中からget money してもらいたいものです。

講義は12時に終わり、都心から羽田空港に向かいました。ちょっと昼飯でもと思ったのが、間違いでした。食べ終わって気づいたら、12時40分で出発時間は13時40分 やばいと思って、地下鉄のエスカレータも駆け上がり、空港に向かいましたが、到着したのが。13時30分で空港内も走りましたが、カウンターでサンタの帽子をかぶった係員に「ご案内できません」といわれ、結局、乗り遅れてしまいました。
16時に注射の人が来るのに、、、スタッフに電話して注射してもらうことができました。

空港で3時間待つのは結構長かったです。ただ、空港の椅子は3時間座っていてもあまり疲れないことに気づきました