推奨中止

数日前の新聞で子宮頸がん予防ワクチン接種推奨の一時中止の記事が出て、えっと思いました。

今日のさきがけにもその後の影響の記事が出ていました。保健所からも推奨中止のFAXが届きました。理由は記事からは副反応が多いからということだと理解しました。
推奨はしないが、希望者には助成するという、対応になっています。
一時中止とのことですが、この「一時」を外すことはなかなか難しく、おそらくは復活することはないのではないでしょうか?

今年から対象年齢が小学校6年生から高校1年生まで広がりました。娘もこの年齢ですが、私はワクチンを打ってはいませんでした。ですが、この報道があっても、いずれ打とうと思ってます。
有効性は副反応より大きいと私には思えます。
このワクチンを打つのは男とデートするようになってから、または大学進学等で家を出る頃でいいと思っています。おそらくは高校3年生から大学生で打てばもっと効果的であろうと個人的には思っていました。ただ、助成年齢ではありませんが、、
なんでその時期が助成対象になっていないのが不思議です。(何かしら理由があるのでしょうが)20歳代で、sexual activity が高く、HPVに感染する機会が多い時期に抗体価を高くしておく必要がある思ったためです。

一方、風疹については、予防接種が努力義務だった世代を中心に流行っていています。
子宮頸がん予防ワクチンもその効果が本当に証明されるのは、10年、20年先です。今回の推奨中止によって、10年、20年先になって世界で子宮頸がんの罹患率がもっとも高い国になってはいないといいのですが、、