4000本安打

イチロー選手が4000本安打を達成したコメントは「プロだな」と思うものでした。

「誇れることがあるとすると、4000のヒットを打つには、僕の数字で言うと、8000回以上は悔しい思いをしてきているんですよね。それと常に、自分なりに向き合ってきたことの事実はあるので、誇れるとしたらそこじゃないかと思いますね」

「プロの世界でやっている、どの世界でも同じだと思うんですけど、記憶に残っているのは、上手くいったことではなくて、上手く行かなかったことなんですよね。その記憶が強く残るから、ストレスを関わるわけですよね。(中略)コレはどの世界も同じこと。皆さんも同じだと思うんですよね。そのストレスを抱えた中で、瞬間的に喜びが訪れる、そしてはかなく消えていく、見たいな。それが、プロの世界の醍醐味でもあると思うんですけど、もっと楽しい記憶が残ったらいいのになあというふうに常に思っていますけど、きっとないんだろうなあと思います」

自分の仕事にもそのまま当てはまると、聞いてドキッとしました。

治療でうまくいかなかった場合、一人一人でここがうまくいかなったと明確にわかるものではないわけですが、何か考えるものはないか?探し続けないといけないと思わされました。

イチロー選手のコメントはいつも楽しいものではなく、どちらかというと川崎選手の日本人英語発音で「マイ チームメイト ゲイブミー アン オポチュニティ 、、、」という方が好きでしたが、今日のイチロー選手のコメントは秀逸でした。