保健所のお仕事

今日は寒かったです
久しぶりに朝、除雪もしました。

今日は午後休診ですが、保健所の仕事がありました。
今日だけでなく、2年前から第3木曜日の午後は保健所でHIVの検査告知の仕事をしていました

保健所で無料で、匿名で検査できる制度です。名前も言う必要もありません。

毎回、4−10名くらいの人が検査に来ます。幸いなことに2年間で陽性、つまりHIVに感染している人はいませんでした。
秋田では感染者の報告が時々、魁新報にでます。

2年前は、木曜日の午後は暇でしたので、仕事を引き受けることにしました。

最近は忙しくなり、3時の検査開始に間に合わないこともあり」、辞めることにしました

仕事をして、性に関する悩みは千差万別であるとつくづく思いました。

まず、私は生まれて初めて「ホモセクシャル」の人と話をしました。話と言っても、短時間で

私:「結果は陰性です。何か質問はありますか?」

「ない」と言われれば、それで終了

何か聞きたいことがあれば、そこからわかる範囲で説明 長くても5分くらいです

HIV/AIDSは圧倒的に男の病気です。

なかに女性ともするバイセクシャルの人もいるわけで、感染が広がるわけです

性向が「同性」と記載している人と話をするときは少しドキドキしましたが、いたってふつう、こちらが拍子抜けするくらいでした。

検査にくる人間模様は様々でした。風俗で働いているので定期的に検査に来る女性。

風俗に行ってから体調不良で、心配になって検査に来る男性。

また、夫が単身赴任で、夫の行動が信じられない、浮気をしているのではないかと言って、検査に来る女性 etc

さまざまいましたが、少なくとも秋田市の検査では陽性者はいませんでした。田舎でよかったですね

同じ時期に東京では100人以上が陽性であり、地域差が顕著です。

今日の私の担当も、すべて陰性でした。

今までは木曜日の午後の注射やエコは5時過ぎに診ていましたが、これからは木曜日の注射やエコなど、もう少し早くに見ることができそうです。