生殖内分泌研究会

3月9日 夜に秋田県生殖内分泌研究会に出席し、発表もしました
演題は 不妊症と甲状腺機能低下についての症例報告でした。
甲状腺ホルモンの異常は妊娠、出産に影響します。産婦人科ガイドラインにも不妊症や不育症に関与すると書いてありますが、どう治療すればいいかまでは書いていないのが現状です。書かれていないということはまだ、わからない面も多いということだと思います

発表では今までに甲状腺ホルモン剤の投与が妊娠につながったのではないか?と思われる数例を発表しましました。

甲状腺ホルモン剤の治療をせずとも妊娠している人もいるので、いわゆるエビデンスがあるとは言えません。

通常の治療を行ってもうまくいかない人で、甲状腺機能低下があれば、甲状腺ホルモン剤の投与も、治療の選択肢になると思っています。