4月からの新制度

ここ1週間で、ぐっと春めいてきました

ツイッタでも書きましたが、平成26年度から、不妊治療への助成制度が変わります

平成25年度までに助成を受け始めた人は平成26年度と平成27年度は現行のままとなります。

平成26年度からはじめて助成を受ける人で40歳未満の人は新制度になり、40歳以上の人は平成26年、27年度は現行制度の適用になります。

詳しくは県のHPで書きたたいところですが、まだ、更新されていないようです。院内の掲示を見て下さい。
厚生労働省からの資料では、年齢制限をした理由は、高年妊娠(今まで、高齢妊娠という言葉でしたが、高齢というと一般的には70、80歳のことをいうので、高齢とは言わず、高年ということになったようです)では妊娠に伴うリスクが高いことや体外受精での妊娠率が低いことをあげています。
厚生労働省からの資料にはありませんでしたが、先日の研究会での講演で某大学の教授が、助成金の予算がどんどん増えている現状を指摘していました。

この費用対効果については、いろいろと思うことはありますが、、、、

もう一つ、平成26年度は、風疹抗体価の検査が無料でできます。妊娠を考えている夫婦であれば、男性もできます。指定の医療機関できます。4月以降、行政の広報誌などに載るようです。(当院はなる予定で、市から資料が送られてきました。)

また、風疹ワクチン接種への助成もあります。風疹ワクチンは3000円、風疹麻疹混合ワクチンは5000円の助成があります。
当院ではどちらも自己負担は2000円+消費税となります。

これは国の事業で、2020年の東京オリンピックまで風疹の流行が起きないようにしようしているようです。オリンピック開催国として、風疹が流行しているようなことは避けたいようです。

ただこの制度は平成26年度1年間の予定のようです。