白神山地

8月のお盆休みに、白神山地に行ってきました。
正確には白神山地の麓に行っただけで、世界遺産白神山地に行ったわけではありません。

今回はじめて、知りました。
白神山地世界遺産になったところは「核心地域」と言って立ち入り禁止になっていて、素人は入れないのです。
ですから、白神山地の周辺の市町村は白神山地の麓のブナ林で、白神山地を疑似体験できるところを作っています。

県内にせっかく、世界遺産がにあるのに、行ったことがないので、ぜひ行きたいと思っていました。今回は八峰町の留山に行きました

まずは初心者コースです。初心者コースでも森林ガイドを頼まないと、入れません。まずは八峰町白神ガイドの会に電話して、予約をして、ガイドを依頼しました。
当初はガイドを頼まないと、いけないとは不便だと思いましたが、結果的にガイドさんからいろいろ聞くことができ、ガイドさんがいて、正解でした。
白瀑神社に集合して、その名の通り、神社の裏に滝があります。
「さけっこだば、やっぱりしらたきだぁ」と以前CMで流れていた滝です

林道を車で15分くらい走り、留山の入り口に到着。
そこから約1時間くらい、ブナ林の中を歩きました。ブナ林内は木道が整備されていて、歩きやすかった。
ブナ林の中はというと


こんな感じで、杉林の中とは空気が違う感じ、マイナスイオンでしょうか?

ブナ林の生態系のこと、ブナ林が水をためるダムの働きがあること、一度は聞いたことがありますが、現地で実感できました。


ブナ林に入る前に、杉林を少し通りました。↑
その際、ガイドさんから、クイズが出ました。
「さて、現在、このくらいの樹齢20-30年の杉は1本いくらでしょうか?」
「1〜2万円ですか?(すこし安めに言ったつもりでした)」
「ブブー」
「正解は1300円」
「えっーーーーー!!!」
「ですから、バカらしくて、手入れなんかしないですよ 輸入木材に関税かけないとだめですよ」

ちょっと衝撃でした。林業が衰退するわけです。

帰りに、峰浜村の道の駅で、エダマメ、桃、メロンを買ってきました。これは美味でした。