受精着床学会

昨年は、12月に雪かきをした記憶がありますが、今年は雪が降る気配もありません
良いといえば、いいですが、少し物足りなさを感じます

11月の下旬に受精着床学会に行ってきました

最先端の話題は「着床前診断」だったと思います
国内では、実施可能な施設は限定されていて、私のところでは到底、できないことではあります
実施している大学からの報告では、筋ジストロフィーのような、遺伝子の異常が明らかな疾患での着床前診断が行われていました 遺伝子レベルの異常があきらかであれば、検査もしやすいということと理解しました 患者側のニーズとしては染色体レベルの異常、21トリソミーとか相互転座など、疾患の頻度は多いと思いますが、そこまでの検査は難しいのか、できないのか、そのような発表はありませんでした おそらく、21トリソミーでは、特にいわゆる倫理的な問題ということが出てきて、難しくしているのではかと推察しました

現在、国内でも、体外受精の治療に着床前診断を取り入れる研究が行われているようですが、仔細はわかりません 諸外国のデータでは流産率は下がるが、妊娠率は変わらないとのようです 異常が見つかれば、移植しないわけですの、流産を経験しないで済むというメリットはあるわけです
しかし、技術的にもっと容易にならないと、なかなか普及しないと思います