助成制度

おとといから、急に雪が降り、冬らしくなりました 道路は混んでいるし、近くのコンビニ行くのも億劫になります
天気予報では年末までは寒そうですが、年明けには暖かくなりそうです

年明けの平成28年度から、体外受精に対する、助成金制度が変わります 一部今年度から変わったところもありますが、
今年から変わったことは、40歳以上で初めて、体外受精を行う人への助成回数は3回になったことです
39歳まであれば、9回です 全国的には6回ですが、秋田県は県独自に3回追加してくれます 40歳以上で始めた人への追加はありません

”40歳で始めて、3回使ったので、次回は全額自己負担でやります”とか”あと1回なので、、”と言われることがありました

40歳ぎりぎりの人に、助成金制度の話をして、始めた人もいました

平成28年度から、43歳以上の人には助成されなくなります

詳しくは県庁のサイトを参照してください http://www.pref.akita.lg.jp/www/contents/1137209858924/

この制度の変更を知ったとき、納得できる部分と、どうして不妊治療だけ、年齢で一律に制限するのであろうか?と思いました
その後、制度の変更にかかわったある先生に話を聞く機会がありました 要は年齢が上がれば、体外受精での成功率が下がる 40歳で以上では3回目を過ぎると、妊娠率も頭打ちになる 治療効率の悪い治療には、税金は使えない 歯止めが必要だ etc 
私のところでも体外受精で出産した人は最高で42歳がおられます(出産時は43歳)、現在43歳で体外受精で妊娠した人が1名妊娠継続しているのが現状です 無事出産されれば、44歳です
40歳は何人もいますが、41歳になること少なくなり、今のところ42歳が上限です
ですので、ある年齢で制限をする考えには理解できます

当初は40歳までを助成対象とする案があったそうですが、43歳まで引き上げられたとのことでした
数年後には見直しがあって、40歳と引き下がられるのではないかと懸念します
 
日本産科婦人科学会の発表では2013年 年齢毎の治療人数36歳:24807人 37歳:26897人 38歳:30195人 39歳:33185人 40歳:33543人 41歳:31113人 42歳:28625人 43歳:22263人
最も体外受精をしている年齢は40歳でした すべてが40歳から始めたわけではないでしょうが、、、
この状況を良しとしませんが、最も人数のいる年齢で制限をかけだすのは、税金を減らすのには効果があると思いますが、影響を受ける人が多いと思いました
不妊症治療以外にも、削減できる分野はあると思いますが、、

その講演を聞いて、すぐに思考でき、質問できれば、どうしてそうなったか聞けましたが、聞きそこなったことが残念です