東北ART研究会

1月中旬に近隣の中学校で性教育講義があり、1月下旬に製薬会社の秋田支店で社内研修会の講演をし、
2月上旬に、秋田テレビでのメディカル通信の収録がありと、1週間に1度、診療以外にの仕事がありました
診療後や休みにスライド等準備していました

2月7日は、東北ART研究会が仙台でありました
今回、私が当番世話人ということで、プログラムを決めたので、どうしても参加しないといけませんでした

研究会では、培養士、看護師、医師のそれぞれで、講演がありました
培養士セッションでは顕微授精について、高倍率で精子を選別することや紡錘体を観察することで受精率が上がるというものでした
看護師セッションでは、不妊ストレスに対する心理的アプローチという題でした 傾聴と共感ということの先にできることで、以前、紹介した、「不妊ストレスにさようなら」という本にも出てきた認知行動療法、マインドフルネスということを知りたいと思い、講師に依頼しました 私の理解はあまり進まず、マインドフルネスは瞑想や禅のようなことなんだということは分かりました 座禅などしことがありませんので、どんな感じになるかさえわかりません ストレスから解消されるのでしょうか? 

医師セッションでは糖代謝不妊治療についての講演でした
糖尿病と不妊治療は関係があると、私は思っています 糖代謝が悪いと、排卵しないことは知られていますが、体外受精でも良好胚が得られないのではないかと思っています 1例ですが、体外受精を行っても、うまくいかなかった人が、ある日、「検診で糖尿病と診断されました。 しばらく不妊治療は休みます」と言われ、半年後くらいに、「糖尿病は落ち着いてきたので、不妊治療を再開します」となり
再開すると、今までとは格段に良好な受精卵ができ、結果、うまくいきました
偶然とは思えませんでした
それ以来、糖尿病、肥満と不妊治療に関心があります ただ、全国学会でも、糖代謝と関連した演題は多くなく、注目されていないだけなのか、関係がないのか、、と思っています
今回の演者はウィメンズクリニック神野正雄先生で、糖代謝不妊症のことを数多く、発表されていていました
要は、適正体重に保つことを目標にするということです 
言うは易し、行うは難しです
 講演を聞いてから、万歩計を携帯するようにしたことと、アルコールを1週間に1日だけとしました 
意識しないで過ごすと、1日少ない日で2000歩程度しか歩いていません 朝、雪かきすると2500歩程度プラス、夜やや遠くのコンビニまで手紙類を出しに歩くと2000歩プラス てな具合にしても、1万歩には達しません(女性は8000歩と言われています)

アルコールは意外と簡単に減らせて、すでに3週間くらいたっています 飲まなければ、朝の目覚めはよくなりました