県民講座②

県民公開講座の続きです

宇都宮先生の話で、喫煙者は、禁煙してから来てください、ということにも驚きました
さらに、あまりにきつく言うから、苦情もくるということでした 先生は意に介さず、それくらい言わないと、止めないと言っていました
私も喫煙者には、禁煙を勧めますし、チャンピックやニコチネルパッチの話もしますが、診ないことは
ありません そこまで言う方が、逆に親切なのかもしれません

まとめのスライドで、90-95%は妊娠できる 治療方針が正しければ、半年以内に妊娠するはず 等々
ありました
半年とは、どういう半年なのか? 半年以上、通院している人の方が多いので、治療方針が正しくないということになり、それって基本的なことではないかと、疑心暗鬼になってしました
たとえば、クロミッドでの排卵誘発を半年以上、続けることはありません 半年くらいたって妊娠に至らなければ、再度見直すようにしています 同じ治療でいいのか? ステップアップした方がいいのか?
手術などで、病院へ紹介した方がいいのかなどです 
目標は半年ということで頑張ってみたいと思います


Fineの話は、不妊治療体験者の話で、とても興味深かったです
個人情報を書くわけにはいきませんが、30歳後半から妊活をし、数年間治療をし、体外受精の複数回うまくいかず、病院も数か所転院し、仕事と治療との両立で悩み、同僚の妊娠出産のときのこと、電車の中で妊婦マークが目につき、涙す日もあった 等々 
治療をしていく過程での気持ちを話されて、共感した人も多かったのではないでしょうか
そして、40歳前半から半ばで出産したとのことでした
当院での最高年齢は43歳で妊娠、44歳で出産しているしているが1名います その方は1回目でうまくいきました 講演のように何回もうまくいかない場合、多くは受精卵が少ないとか、形態が良くないとかということが多く、繰り返しても、なかなかうまくいかないことが多いですが、複数回うまくいかずにその後に妊娠したのは何か方法を変えたのか??とか、AMHはどうだったのだろうとか?聞きたいこともありましたが、聞くわけにもいかず、疑問も残りました

講演で、不妊治療を通じて、夫とはより本音で話ができるようになったといったことが印象に残りました 
多くの方にそういうなってほしいものだと思いました