検診

週末は貴重な晴れでしたので、クリニックの植栽の雪囲いをしました。
今年で3回目なので、要領よくできるようになりました。

朝、昼絶食で午後から自身の検診に行ってきました。
腹囲は依然、メタボの基準値を越えていましたが、体重は約2㎏減でした。
胃カメラは2回目でしたが、やはり慣れるというものではありませんでした。
十二指腸にびらんがあるとのことで、PPIを勧められてきました。
やはり、ストレスでしょうか?

神戸の学会に行く新幹線で、「余命3か月」のウソという本を読みました。著者はがんと闘うな、という本も出している医師です。がんと闘うなも読んだことがあります。
その本の中でいろいろ書いているのですが、検診についても書かれていて、「百害あって一利なしのがん検診」とあります。早期発見も早期治療も無意味と断言しています。根拠としている自身の経験と一つの論文、欧米では胃がんの検診は無効とされている等々です。
検診の有効性については必ず、費用対効果と側面があります。根拠としている論文も1篇では心もとないと思いました。著者はがん放置療法と言って、放置しておくのが最良と言います。転移していくがんはいくら小さくても転移していくであろうし、転移しないがん?は転移しない。とのことでした。その区別はどうやってつけるのか?それについては記載はなく、仮に運悪く転移するがんであったら、しょうがいない。症状を緩和する治療だけすればいいというものでした。
転移しやすいがん(悪性度の高いがん)とそうでないがんとの区別を診断できないという面もあるかもしれないが、読んでもまったく納得いくものではありませんでした。

個人としては数年以内に胃がんになることはなさそうだわかり、安心したということは大きかったです。
あと数㎝腹囲が減れば、内臓脂肪もへり、高血圧、糖尿病へもなりにくくなるでしょう