性教育講演

ここ数日は雪もあまり降らず、雨も降ったせいで、雪はだいぶ少なくなりました。
朝、昨日の節分でまいた豆をカラスが食べに来て、文字通りカラスの足跡が雪の上にたくさん残っていました。

週末の土曜日に性教育の講演を聞いてきました。
講師は河野美代子先生で広島で産婦人科を開業し、還暦を超えている先生でした。
広島から新幹線を乗り継いで、秋田まで来てくれました。
私も参加している避妊教育ネットワークの世話人というかリーダーの一人なので、私は講演を聞くのが楽しみでした。予定では2時間の講演でした、2時間の講演とは長いなあと思っていましたが、あまりのパワフルさに圧倒され、あっという間の2時間でした。講師の先生はまだ話したりないといった感じでした。先輩の産婦人科医の話を聞けて、へぇ〜そうなんだと思うことが数多くありました。

・緊急避妊ピル
 約2年前に、緊急避妊薬が発売されましたが、その発売は世界でラスト6番目!
あと残っている国はイラン、アフガニスタン北朝鮮 などだそうです。値段もフランスでは1000円くらいなのに、日本では1万円以上する。

・低用量ピル
 今、血栓症の副作用がクローズアップされていますが、これも、日本で発売されたのは、欧米から遅れること、40年

・子宮頸がん予防ワクチン
 これも、持続する痛みの副作用等で、推奨が中止になっているワクチンですが、認証されたのは世界で100番目 

先生曰く、このような薬の導入に反対する勢力があるとのことでした。


先生自身が、自分のお子さんに行った性教育での話も参考になりました

娘:「赤ちゃんはどこからくるの?

母:「お母さんのおなかから、おしっことうんちがでるあいだがらでてくるのよ。大事なところだら、パンツはトイレとお風呂のときしか、脱がないのよ」

息子のエロ本を見つけてはいけなかったが、見つけてしまったとき、

母:「見てもいいけど、実際のおんなはこんなことないぞ!!」と怒った。とのことでした。