年賀状

あけましておめでとうございます
12月31日は自転車に乗れ、今年は小雪かと期待しましたが、仕事始めの6日には除雪機が必要でした。

今年も、患者さんから年賀状を頂きました。赤ちゃんの写真がついていて、あの時の4細胞や胚盤胞がこんなに大きくなったのだなと感慨深いものがあります。

一昨年、胚盤胞移植で1個移植したにもかかわらず、双胎になった人が2名いらっしゃいました。一卵性双胎で1個の胚から発生途中で2つに分かれたと考えられます 産婦人科医にとって、双胎は管理が大変です。まして、一卵性双胎は妊娠中に問題も起きやすく、一卵性双胎と判明した時、う〜っと思いました。患者さんから、「授かりものですから、、」と言われて、気が楽になりました。
その方からも年賀状が届きました。一卵性ですからとてもよく似た赤ちゃんが2人写っていて、元気そうで安心しました。双子の育児は大変でと書かれていました。そうだと思います、1人でも大変ですから、頑張りすぎずに頑張ってください。

写真中に、おじいさんやおばあさんと一緒に写っているものがありました。自分の仕事を遺伝子をつないでいくのを手伝う仕事と勝手に思っている私には、遺伝子が3世代にわたって繋がっている様子を見れたのはとてもうれしく思いました。

年末に出生後、すぐに赤ちゃんが手術をしなければならなった話も聞きました。自分で遺伝子をつなぐ仕事と言いながら、不妊治療の怖さも同時に感じざるを得ませんでした。