捻挫

台風の影響でしょうか、雨降りの毎日です。

日曜日、朝起きた時から右足関節が痛く、ねじった記憶はなく、おかしいなと思っていました。
湿布しておけば、そのうち治るかなと思い、月曜、火曜と湿布を貼って、ロキソニンをのんでいました。水曜日には足首は明らかに腫れ、内出血しているようで、皮膚の色も変わってきてしましました。
木曜日、平鹿の診療を終えて、ダッシュで秋田に戻り、夕方5時前に駅東の整形外科に行きました。

待合室は人であふれ、”これでは無理かな”と思いました。

受け付けの人に聞くと、その人は待合室を見まわして
”希望の先生はいますか? いなければ30分くらいだと思いますよ”
まさか、と思うほど混んでいましたが、今日しか診てもらう日はないので、待ってもいいやと思い、待つこと約30分で名前が呼ばれました。受け付けの人の目算にびっくり!プロですね。

中待合で待っていると、壁には勝平得之の版画がかかっていました。見渡すと何枚も飾れていました。
私も勝平得之の版画は大好きです。作品集は持っていますが、版画そのものは買えないです。


医者:”だいぶ派手に転びましたか?”
私:”やー それが、記憶にないというゕ”
医者:”酔っていて覚えてないんですね”
私:”・・・” 家族からもどうせ、酔っ払って、転んだことも覚えていないんじゃないのと言われていたので、やはりそうなのか?

エコーで腫れていることことはわかりましたが、これが脛腓靭帯、これが三角靭帯、はれてますね 
関節内も出血がありますよ、確かにそうかなと思いましたが、右から左に抜けるだけで、なぜか空虚な感じがしました。私も診察の際には、これが内膜で1㎝、これが今周期の卵胞で18mm と説明していますが、患者さんもどれだけ届いているか、自分の診療のことに思いがいきました。
診断:「右下脛腓靭帯損傷、右三角靭帯損傷」 全治はなんと1か月

サポーターの使い方を聞き、湿布と鎮痛剤を院内でもらい、終わって時計を見ると6時17分でした。
あれだけいた待合室の人もまばらになっていましたが、これだと7時には終わらないかなと余計な心配をして、帰って来ました。

たまに患者になることはいいこです。